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サバイバル実践「アメリカ南部・大湿地地帯」ベア!巨大ナマズに食われる?!DVDレビュー

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アメリカの『ディープ・サウズ』へと向かうヘリコプター。

今回の「サバイバル」は過酷な地形と、巨大な肉食動物との格闘シーン迫力満点の「シーズン3」である。

『ディープ・サウズ』こと「アメリカ深南部」には、数千キロの湿地地帯があり、人と自然を隔てている。

世界で最も、悪天候に悩まされる地域の一つでもあり、毎年様々な『竜巻・雷雨・ハリケーンなど自然災害がこの湿地を襲っている。

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2005年に発生した「ハリケーン・カトリーナ」の上陸では、暴風と約10mの高潮が甚大な被害をもたらした。

「湿地」に着陸できないヘリコプター、降下着水しか方法がない。

高速ヘリからの着水=飛び込みは、失敗すれば骨折では済まない。

 

ベアはいつもの様に「最低限の道具」を持ち、ヘリから湿地帯へとダイビングだ。

撮影班も共に続く、ここでの「サバイバル術」を観て行こう!

 

Contents

サバイバル実践「アメリカ南部・大湿地地帯」ベア!巨大ナマズに食われる?!DVDレビュー

湿地帯はアリゲーターだらけ!

着水に成功したベアさん。

「川に留まるのは危険です。早く岸に向かいましょう」・・・川には最大の脅威が潜んでいる。

この湿地には、多数のアリゲーターが生息し、体長6mに達する個体も確認されている。

必死に泳ぐベアさんだ(笑)。

 

2006年には、三人がアリゲーターの犠牲になっている・・一時も気が抜けない!

「湿地全体が不気味な静寂に包まれています。枝の折れる音にでも、過敏に反応してしまいます。なんせ足元に何が潜んでいるのかが解りません」ベアさん・・・

 

〇湿地帯に生息する脅威的な生き物

  1. アリゲーター
  2. 毒ヘビ
  3. 巨大なワニガメ
  4. 古代魚

何か足に当たった気がします(汗)」と、動揺を隠せないベア!

ここで『生き残る』には、水中に潜む恐怖を認め、克服する事と精神力が必要だ・・とベアは語る。

湿地ではでは動物だけでなく「深い水」や「厚い泥」も行く手を阻む。

「まずは歩きやすいように、杖を調達しましょう」と・・言っている矢先に?!カメラマンがコケた!(苦笑)

 

「大丈夫?(笑うベアさん)杖いるでしょ?」・・優しいベアである。見えない足元には、至る所に穴があり、危険が潜んでいる。

早速、木の枝を「てこの原理」を利用し折る。

アリゲーターから身を守る「防具」に・・そして不測事態には「武器」にもなる。

 

ミズヘビ「生のまま食べられます!」

突然!?「見ましたか?!」(うむぅ~・・カメラでは見にくい(汗))

「ヌートリアです。この木の下に逃げ込みました!」

 

〇ヌートリアとは?

げっ歯類の中でも大型の種。外見はビーバーによく似ている。

ネズミの様な長いシッポと、オレンジ色の歯が特徴。大きな動物を襲う事もある、危険な種である。

日本でも多数目撃されている理由

戦時中は日本にもヌートリアを海外から仕入れ食肉・毛皮用として数万匹飼育されていたが、第二次世界大戦中には需要が激減し飼育も放棄され、逃げ出したものが野生化した。

その後子孫が全国へと広がり、各地で繁殖を続けている。

歯はオレンジ色をしている。

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=L2klweH14eM)

 

「飛び出すから注意して!」と撮影班に指示を出すベアさん。だが・・

「出てきませんねぇ~。(ヌートリアの潜った木を叩きまくるベアさん(笑))・・諦めましょう」とあっさりのベアさん(笑)。

多くの動物あ生息し、食糧豊富な湿地帯だが、「食べても安全か?」確かめる知識も、重要である。

 

再びベア興奮状態に?!

「ヘビだ!ミズヘビです。(良く泥水の中で解るなぁ~ベアさん・・汗)これは「無毒」です」

ヌママムシ・サンゴヘビ➡毒ヘビも生息する。

「ミズヘビは毒を持ちません。生のままで食べられます!」でた!ベアの十八番(笑)。

ミズヘビの「頭」を喰いちぎるベア。「ガブッ!」と生食い状態。

「栄養豊富ですが、生食には注意が必要です。調理せず、大量に食べる時は気を付けて下さい」・・大量ってどんだけぇ~(笑)。

「何故なら、ミズヘビの胃の中には、餌として『食べ残した魚』が腐って残っているんです。(噛みちぎった、切り口から絞り出すベア)これを食べれば、食あたりを起します」

以前も「湿地帯」で食べたミズヘビは・・泥臭く・ウマイと言えるものではなかった。

一口食べて「ポイッ!」投げ捨て・・「先に行きましょう」・・湿地で困難な「脱出進路」の確保が待っている。

「水は浅くなりましたが、臭いがキツクなってきました。地面に杖を突き刺すと、水泡がでてきます。これは腐った植物が出す『メタンガス』です。」

手にいっぱいのヘドロを、すくいあげ(・・親切なベアさんだ・・汗)

「臭いは・・狭い室内で大勢が一斉に『おなら』をした様です」臭さが伝わってくる様な丁寧なレポートに感謝だ(笑)。

 

「子供のアリゲーターです。近づいてみます。オゥーーー!気がたってますね!攻撃してきました。木の枝がなければ、尻尾で打たれていたでしょう。注意しながら離れましょう」

150万匹生息するアリゲーターは、水の浅い泥池を好み、遭遇は時間の問題だった。しかし子供のアリゲーターでよかった。

狩猟の促進の為、約6万匹放流された事もある。接触は避けられないであろう。どうする?ベアさん。

 

アリゲーター避けられないなら食べてしまえ!?

ハリケーンの酷い「爪痕」

ディープ・サウスの湿地。毎年、上陸する暴風雨の「爪跡」が至る所に残っている。

「見て下さい。こんな所に便器のフタがありましたよ。散乱しています。」

ベアさん”家庭用湯沸かし器”まで発見する。

「おそらく高潮で運ばれてきたのでしょう」大きなハリケーンが、上陸すると「強風が吹き水位が7m上昇」

それがあらゆる物を押し流す。

しかし、この「人工物」が脱出の手がかりになる。

その行く手を阻むのは「アリゲーター」だ。

「水の浅い場所は恰好の隠れ家です。泥に身を沈め、姿を見せないので気づかず踏んでしまう事があります。」

「その為にあらゆる物音に注意しながら、進みます。耳が頼りです!」

「絶滅の危機もありましたが、1970年代から、数は10倍に増え、今では150万匹が生息しています。」

「50メートル先で水の跳ねる音がします。ゆっくり近づいてみます」

毎年、皮や肉を目当てに3万匹が狩られている。ベアも「肉」を狙う。

 

 

アリゲーターVSベア

「聞こえますか?この先にいます!廻りこもう」

近年、アメリカでのアリゲーターの被害は増加傾向にあり、ここ10年はその前の30年分に相当する。アリゲーターとの接触を避けるのは「困難」・・

「こちらを見ています。慎重に近づいていきましょう。噛まれれば腕は、砕けるでしょう!」

「2m近くありますね!」体は大きくはないが、十分な攻撃力を備えて容易に人間の体を食いちぎる!

「言わば2mの筋肉の塊です」とベア。

その攻撃は、あなどれない!

 

「パワーもスピードも遥かに、僕より上です。

「短距離なら『時速55キロ』で走れる為、逃げ切る事はまず、不可能です!」

「真っすぐ、僕を見ています!ガンを付けられたベアさん(苦笑)攻撃態勢です。」

 

湿地には、天敵がいない為、引く事を知らないアリゲーターである!

「苦しませずに、素早く息の根をとめましょう」アリゲーターの背中に、のしかかるベア!ベア、アリゲーターの口を必死にふさぐ!

「物凄い力で、暴れています!口をふさぎましょう!」

最も、有効な処置は・・『アリゲーターの脊髄を切断する事』である。

ナイフで『脊髄』を一突き!のベアさん。
「苦しまなかったはずです」と、即「皮はぎ」に入ったベアさん(笑)。

「ベア・クッキング」は後程・・

仕留めたアリゲーターを肩に背負い=まさに「生わに革ショルダーバック」だ(笑)。

「食料」はゲットし、次は「シェルター作り」にかかるベアだった。

 

湿地帯でのシェルター作り

アリゲーターは「エコ資源」?!

「アリゲーターは大きな収穫でした。この先に高台がありますね。あそこならキャンプをはるのに、最適です。ウウゥ・・思ったより水が深いです・・」

沈むベアさん(笑)、しかし「アリゲーター」は決して離さない(笑)。

潮流や雨で『水位』が上がり、数時間で数メートルあがる。

すでにおぼれそうなベアさんだ(笑)。

 

高台に(やっと)到着したベアさんは、下見「この倒木を活用しましょう。

ここをベッドにします」しかし、ツル植物が見当たらない?!

 

「僕に考えがあります!」ベアのアイデアとは?

アリゲーターの皮は丈夫で柔軟性があり、紐の変わりになるのである。ベアさん、アリゲーターの尻尾から腹へと、ナイフで裂く。

「アリゲーターの剥ぐ事ができれば、最上級の紐を手に入れる事ができます!キャンプを張るのに役立つでしょう。」

日が暮れる前に、作業を急ぐベア。

落ちている『イトスギ』の枝を綺麗に、並べる。

「寝台の部分は完成しました。その上にサルオガセモドキの葉を敷き詰めていきます」

地面に落ちていないものを、使用する。落ちている中に、ツツガムシが混入し寝ている間に、噛まれ死に至る怖れがああるからだ。

木に生えているものなら、乾燥して柔らかく、『最高のマット』になる。

敷き詰めたベアさん「乗ってみます。頭上に細い枝を渡し、屋根を作りましょう」

ただし、この地は暴風雨が、直撃すれば1時間に25ミリの雨が降る事もある・・

「雨をしのぐには、パルメットヤシの葉が最適です!」ベア特性ベッド完成した!

 

火を起す

日が暮れると氷点下まで気温が下がる。

湿地ではあらゆるものが、湿気を含んでいる為、手こずるかもぉ~(汗)と不安なベアさん。

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ところが意外にも?!簡単に火が付いた(笑)。

 

〇塹壕炎防止の為、足を乾かす。足の皮膚がふやけ、やがて壊死してしまう。

進行すると歩く事ができない=『死』である。

 

「火」と言えば・・お待ちかね「ベア・クッキング」の時間である。

 

〇ベア・クッキング

料理)アリゲーターの尻尾焼き

材料)・尻尾の付け根の肉

  1. 尻尾の付け根の両側の肉を切り落とす
  2. 火でしっかり焼く

「身が締まっていて味に期待できそうです!」

アリゲーターの尻尾の肉は、コレステロールが低く、牛肉と同量のタンパク質を含む。

「もう~焼けたかな?食べてみます!うん!美味しいーー!おかわり自由なのも、嬉しいですね!」

 

「かつての地元の先住民は、アリゲーターの脂肪を『虫除け』に使いました。」

「脂肪を肌に、擦り込むんです。(脂肪の塊を手に、懸命に擦り込むベアさん)蚊が僕の周りに集まり、囲んでいたんです!」

 

オールナイト・ベア

「夜の湿地は不気味な感じです。音が溢れてます。夜行動物が狩りをしていて、その声がうるさいんです。『眠らない湿地』に僕も、付き合わされています。」

 

三度目の正直「浮かぶか?!ベア号」

ハリケーンの傷跡

朝、湿地帯で「朝食」を探すベア。アリゲーターが潜む水場を避けながら進む。

「あれが見えますか?!行きましょう」何かを発見!

「古い丸太小屋です。すっかり壊れていますね。ハリケーンの被害の爪痕である。

「サバイバルでは、貴重な発見と言えます。」

「この材料を使っていかだを、作りましょう。向こう岸に渡りたいのですが、アリゲーターがいそうな、大きな川があるんです」

5メートルを超える個体がいる水に、浸かる事なく川を渡る為だ。

 

家の中をまんべんなく、探索するベアさん。

「ヌママムシだ!ちょっと来てくれ。草の間を泳いでいきます。行きました。」

小屋にも危険が、潜むのである。その「丸太小屋」も、ベアにとっては『金脈』なのだ!

「いかだ」を作る材料が手に入った。正しく使えば「廃材」で『命』をつなぐ事ができるのである。

 

沈む「いかだ」にベア苛立ち・・

小屋の近辺まで『廃材』を運ぶベアさん。

「まずこの太い材木を、支柱にします」と張り切るベアさん。

その上に細い木を何本も渡していく、最後にベニヤ板を被せれば「いかだ」の完成。廃材の釘も活用する。

『釘』で指を傷つければ、敗血症になるので、気をつけねばならない。と言ってる側から
釘打ちの際に、自分の指を叩いたベアさんだった(笑)。

天候が悪化しそうなので(雷が鳴る)急ぎ「いかだ」を完成させたいベアさん。

「雷雨がきますね」・・その上、蚊が無数に襲ってくる。少し苛立ちがちのベアさんだ(苦笑)。

「試してみましょう!浮くでしょうか?」

雷雨になる前に対岸に渡りたいベアさん。しかしアリゲーターの住む川での失敗は『死』
さて・・浮くか?!

「ダメだ!これでは渡りきる前に、アリゲーターの餌食です!浮力が足りません」

 

天候は更に悪化し、出発は急務になる!

開けた川辺にとどまれば、落雷を受ける恐れもある!雨も降ってきた・・

「二度目の挑戦です!おぅ~・・これでもダメです」沈むいかだ・・落ち込むベア(苦笑)雨が激しさを増す!「止むのを待ちましょう」・・湿地に静寂が戻り、ベアの挑戦は続く。

「三度目の正直です。今度は浮いてくれるといいのですが・・」

万全に補強した「三度目のいかだ」は浮いた!「大成功です!」(歓喜するベアさん(笑)

「釘を使っているので、アリゲーターは噛みつけません!カッコ悪いいかだですが、アリゲーターに、食われずにすみました。僕にとっては、最高のいかだです!」そしてベアさんは・・

 

サバイバルとは、困難に打ち勝つ事です!

工夫し適応し、それを繰り返し、乗り越えていく事なのです!

巨大ナマズ対ベア

アメリカ南部湿地帯、「飲み水」がまだ確保できていないベアさん。

「解決策はあります」

 

〇植物からの恵み

『アザミ』の茎のトゲを取り、茎を活用する。

「セロリの様な茎の中には水分が詰まっています」と・・茎をかじりながら、前進するベア。

淀んだ湿地にも、わずかに水の流れがある場所を発見。食料となる「魚」が見つかる可能性もでてきた!

「水に浸かった木は根元が腐っている事が多いのです。そこに『裂け目・穴』ができています。手を入れてみますね」

穴の中には、大型のナマズが潜んでいる事がある。狙いは「ナマズ」である!

「捕獲困難ですが、絶好の食料です!」と嬉しそうなベアさん(笑)。

体重50キロ近く成長する肉食性の魚=ナマズ、穴に身を潜め子魚を待ち、口を大きく開け一瞬で捕える事ができる。

「ナマズ捕獲に使用するのは、僕の手と指です。釣り針と餌の代わりです(マジ餌になったらどうするんだ汗・・ベアさん)ナマズが、獲物に食いつく習慣を利用し、自分の手で釣り上げます」

不穏な空気が漂う・・穴の主が『ナマズ』ではなく、体重90キロの『ワニガメ』なら、ベアの手は喰いちぎられる!

ワッ!この穴に何かいる様です!ワッ!

何度も手を急いで、穴から引き出すベア!

(本当は・・)手を抜きたい衝動にかられつつ、捕獲を試みる。汗・・

「大きなナマズです!岸にあげます」と言いつつ、ベアの手は「ナマズ」の口の中である!

ブンブン振り回すベアさん!ナマズも必死だ!(笑)。ナマズと格闘するベアさんだ!

〇ナマズには?

尾びれと胸びれには、細かいトゲがあり強い毒を持っている。刺されれば強い痛みを引き起こす。

 

ベアさんの喰われた手から血が?!

「手に食いついて離れません(汗)。指がちぎれそうです!重さは9キロはあるでしょう!」

と・・「ナマズvsベア」の対決は、血を流したベアの勝利だった!

 

自分のシッコで「傷口消毒」!

「これは食べられます!」でたーー!生食い(笑)。

「ナマズの最も、美味しいのは背骨の両側にある身の部分です!しかし代償は大きかったです。」

指にナマズとの格闘中に、トゲが刺さり

「ヒリヒリします。痛いです」ベアの右手は血を流し、腫れあがっている!

「毒を取るには、アンモニアが一番です。自分の尿をかけて、痛みを抑えます」と・・

「行きましょう!」・・いつも前向きなベアさんだ。

浮草の群生地・ベアまさかの「ドボン!」

湿地を抜け、高台を目指すがその道のりは、厳しさを増すばかりだ。

ベアの身長を超える程の『ガマの茂み』に、入り込んでしまったベアさん。

「湿地に楽な道などありません。これ程、湿度が高く・臭い土地は僕にも、経験がありません」・・

湿地のガマの葉は、密生し「葉先」が鋭い。

杖を使い、目の前の「ガマの草」を倒しながら道を作るベアさん。

「草地に湿気がこもり、耐えがたい不快さです。またここは、ヘビの生息地でもあります。気温は周囲より、約5度高く『脱水症・熱疲労」の危険もあります」と・・ガマの茂みを出たが、安心できない。

乾いた土地から、すぐ水の中へ「逆戻り」のベアさん(苦笑)草は低いが油断は、禁物だ!

ここは「浮草の群生地」水面に植物が、浮かぶだけで、水の深さがまったく解らないのだ。

「まるで巨大なトランポリンです。水中に落ちれば、植物が水面をふさぎ、二度と出られない危険もあります」・・とベアさん落ちたーーー!

なかなか浮かんでこない・・でたーー!「あぶない所でしたぁ。水から早く上がろう。水中は草が絡み、真っ暗なんです!死ぬかと思いました」

観ている方は「死んだか」と思いました(笑)。

何度も何度も、コケながら進むベアさん。「サバイバルの神髄」を観たシーンだった。

 

ハリケーンの恐ろしさ

方角確認するも?!

乾いた陸地を目指すベア。しかし楽なルート等ない!ようやく乾いた地面が見えた!

「この森の中を進むのも、簡単ではありません」

うむむ・・「森のくま(ベア)さん」もお手上げか?!植物が覆い茂り、視界が悪い上に方角も解らない。

「見て下さい。漁船がありそうです!行きましょう。」到着したベアが見た物は・・

「信じらない・・こんな所に?!」

かつてどこかで、エビ漁に使われていた漁船が陸地に流されてきたものだった!

「これが『ハリケーン・カトリーナ』の仕業でしょう。すざましい水の力が、この大きな「漁船」をこの湿地まで、押し流したのです。しかし、地形を読むには役立ちます」

と支柱に、スルスル登っていくベアさん。

「湿地と水・それ以外の景色を見るのは、始めてです」船の支柱は、絶好の見晴らし台である。

「あちらに開けた土地がありそうです!」

とにかく、前進あるのみ。

 

「ここにも、ハリケーンの爪痕が・・ようやく開けた場所に出られましたが、カトリーナが引き起こした『高潮』は、植物をなぎ倒し、無残な姿にしました」

 

最後に

その痕跡を辿り、脱出路を探るベア。徐々に視界が開け、『救出地点』が、近づく。

「どこかでヘリが僕を探しています。高い高台を見つければ、合図を送れるはずです。見て下さい!流された民家です。これで脱出できそうです!」

破壊された家でも、屋根に登る事が出来る。

ベアさん、空き家に侵入。家の中を調べる。

多くの家が『カトリーナ』に破壊され、今では動物の住処になっている。

「ヌママムシがいます。足元に注意しましょう」

損傷が激しく、もはや人は住めない。どこもボロボロ。

「屋根は無事そうです。登りましょう」

屋根は『カトリーナ』の被害者にとって洪水や流れ着いた動物から、逃れる唯一の避難場所でもあった。

ベアは屋根から、救助を求める。

ここなら数キロ先でも確認できる。ヘリがベアを発見!

「体全体を使い”Y”の字を作ります。これは『助けて』の意味です」

ヘリからはしごが投げられた。掴み損ねれば・・再び「水の中」しかしそこは、元軍人。

なんなくはしごに、飛びついた。ベアを吊り下げてヘリは、「湿地帯=ハリケーンの爪痕を深く残した土地」から去っていった。

 

ベア・グリルスの世界TOP

 

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