(出典:公式サイト)
【サバイバル ファミリー】が2017年2月11日に公開される。
テーマは電気の消滅による「現代文明すべてOFF」だ!
エアコンも暖房も給湯器も照明も、パソコンもテレビも原因不明の電力ストップにより全て死んでしまう。
電気に依存して生きている現代人にとって致命的な痛手だ。
今までの快適だった生活環境が180度暗転し、いきなりサバイバル生活下に置かれ火を起こす事すら困難になる。
映画サバイバルファミリーで電気のありがたさを思い知る
このサイトの火おこしを見て真似て欲しいと思っても、ネットもスマホも使えないのでこのサイトから情報を手に入れることすら出来ないわけだ。
交通機関も金融も通信もありとあらゆる都市機能がOFFになると、文明はたちまち崩壊しいかに電気無しでは生きていけないかがこの映画では浮き彫りになる。
いつどこで起こるか分からない地震列島日本、防災意識を高めるという意味でも見て損はない映画だろう。
キャスト
監督は矢口史靖で、主な出演者は小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかならが家族としてコミカルにサバイバル生活を演じている。
と同時に便利で何不自由なかった、電気があった生活の時よりも家族の絆が強くなっていくストーリー展開は 、お約束だが安心して見ていられそうなので家族におすすめの1本だ。
矢口史靖監督は過去に「ウォーターボーイズ」や「スイングガールズ」などでHITを出し一躍有名になった才能ある監督だ。
着眼点がリアル
今作の評価できるところは、安易にはやりのゾンビ仕立てにしなかったところだろう。
世界が崩壊する、または崩壊後の世界を描いた映画は掃いて捨てるほどあるが、今回の作品はたんに電気がなくなるというシンプルなもの。
これは実際ありえるし、東日本大震災もそうだった。
東日本大震災ではなく、「日本大震災」だってありえる話なのだ。
そうなったときまさに映画と同じシチュエーションに置かれ否応なく、サバイバル生活をするはめになる可能性は0ではない。
太陽の黒点の影響やフレアや大規模プロミネンスなどで強力なプラズマがおきた場合も、全ての電子機器は異常をきたすか停止すると言われている。
また、北の方からいつミサイルが原発めがけて飛んで来るかも分からないのだ。
そういう意味では電気だけに焦点を絞ったリアルな映画だと言っても良いだろう。
いままでにあったようで意外になかった映画だ。