金持ちになるための秘訣は、ズバリ金持ちの思考のプロセスをマネすることだ。
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者でもあるロバート・キヨサキ氏はメンターである金持ち父さんから、思考のプロセスをまねて(学び)金持ちとなった。
ではロバート・キヨサキ氏がいう思考のプロセスとはどんなものなのか、要約してまとめたので参考にして頂きたい。
Contents
金持ち父さん貧乏父さん 要約とまとめ。無料で"教え"ゲット8
実践2へ突入したが、ビジネスで良いスタートを切るためには以下の、10のステップをクリアしていく必要がある。
実践編2
<記事全体イメージ>
- 精神の力(強い目的意識を持つ)
- 選択する力(毎日自分で道を選ぶ)
- 協力の力(友人を選ぶ)
- 速習の力(新しいやり方を次々と仕入れる)
- 自制の力(まず自分への支払いをする)
忠告の力(※ブローカーへの報酬をケチらない)- タダで何かを手に入れる力(元では必ず取り戻す)
- 焦点を絞ること
神話の力(ヒーローを持つ)- 与えることの力(一番重要)
実践の書2では以上の10項目について述べられているが、正直あまり重要とは思えない内容や日本では文化の違いから同意できにくいものがあった。
6番目のブローカーへの報酬はケチらない、という部分はアメリカでは当たり前の存在なのだろうが、日本では不動産免許を持たない詐欺的輩が多いと聞くので、あまりおすすめは出来ない。
9番目の神話の力もキヨサキ氏の少年時代のときの、野球選手ヒーローが勇気を与えてくれたという内容なのだが、正直コレも私はピンとこなかったのでこの記事では省略させて頂きたい。
気になる方は本書を購入して読んで頂けたらと思う。
1、精神の力(強い目的意識を持つ)
この精神の力については、キヨサキ氏だけではなく、ひじょうに沢山の書籍がでているので、それらも合わせて勉強してみてもいいとおもう。
ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーなどは有名だし読んでみる価値は十分にある。
キヨサキ氏が語る精神の力を増幅する方法は、自分の中にある「やりたくない」という気持ちと「やりたい」という気持ちをリストに上げるというものだ。
キヨサキ氏の場合は・・・
<やりたくない・なりたくない>
- 私は一生仕事を続けるのは嫌だ。
- 安定した仕事に就き郊外に一戸建てを持つという両親と同じ夢は嫌だ。
- 私は人から雇われて働くのは嫌だ。
- 両親はいつも仕事で忙しくしていて子供の頃もフットボールの試合にも来てくれなかった。そんな親にはなりたくない。
- 一生懸命働き続けた父が死んだときも、政府が税金の名のもとに父が稼いだ生涯の稼ぎの大部分を取り上げたこともいやだった。
<やりたい・なりたい>
- 私は世界中を旅行し、自分の好きなように生きたい。
- それも若いうちからやりたい。
- 私は自由になりたい。
- 自分の時間と人生を好きなように使いたい。
- 私はお金を自分のために働かせたい。
ただたんに人が稼いでいるからと、大した目的意識もないまま始めたところで、長続きもしないだろうし途中でやめてしまうのがオチだ。
自分を突き動かす原動力となる、目標がないと何事も難しいということ。
2、選択する力(毎日自分で道を選ぶ)
私たちは将来金持ちになるか貧乏になるか、あるいは中流のままで終わるか、を選択する自由を常に与えられている。
つまり手にしたお金を、どう使うかという自由意志がある。
この使い方次第で人生は作られていく。
多くの人たちは悪い習慣に疑いも持たず慣れているので、なかなか気付かない。
”自分へのご褒美”なんていうのは、見事にマーケティング戦略の罠に掛かった状態の人が言うセリフだ。
ご褒美とか贅沢という類いは、資産が生みだし余った収益から使うのが金持ちのやり方だ。
「賢い選択肢は?」
資産を生み出す投資に回すべきだが、素人がいきなりやったところで損をするだけなので、まずは財産運用法とか投資セミナーなどへ、お金を使うことだ。
- 例えば不動産なら次のようなところ
http://www.f-academy.jp/link/4211/school/fudo.html
- 株式投資なら
http://www.f-academy.jp/link/4211/school/kabu.html
- 外貨投資・FXスクール体験学習会
http://www.f-academy.jp/link/4211/school/fx.html
株やFXには興味があるけど、怖いというイメージがある人はちゃんとした知識がないからに他ならない。
どんな金持ちも最初から失敗もせずに金持ちになったものはいない。
失敗を経験し、お金のことを勉強し成功を手にする。
これは自転車に、はじめて乗ったときのことを思い出して欲しい、最初のうちは何度も転けて、どこかを擦りむいたりするが、そのうち乗りこなせるようになる。
そう誰でも乗りこなせるようになるのだ。
投資も同じようなもので、上達スピードに個人差はあれいずれは誰でも諦めなければ乗れるようになる。
「悪い習慣」
キヨサキ氏の友人で裕福な女性のアパートが泥棒にやられた。
泥棒はテレビやパソコン、DVDデッキなどを盗んでいったが、沢山あった本には一切手をつけてなかった。
例は悪いが、私たちはこの泥棒と同じ選択権をもっている。
お金が余ったとき、中流もしくは貧乏な人達は10人中9人がテレビを買い、ビジネス書を買うのは残りの一人だ。
まずは自分の頭脳に投資しよう。
3、協力の力(友人を選ぶ)
キヨサキ氏の友人の一人に短期間で巨富を得た人は何人もいる。
そのうちの一人のところへ、お金に困った友人達が来るが誰一人「どうやって成功したんだ?」という質問は一切無かったという。
その代わり「お金を貸してくれ」か「仕事を世話してくれ」だったそうだ。
どんなに仲の良い友人だろうとも、貧乏な人や臆病な人の言うことは聞いてはいけない。
事実彼らは金持ちになっていない、その理由はいつもネガティブな考え方しか出来ないからだ。
- 「投資は95%が失敗するものだ」
- 「投資なんて危険だ」
- 「真面目に額に汗して働くことが美徳だ」
- 「楽して儲けるなんてとんでもない」
- 「金のことばかり話す奴は浅ましい」
などなど・・・
こういう人達は似たような考えを持った人達同士で集まる。
まさに「類は友を呼ぶ」だ。
4、速習の力(新しいやり方を次々と仕入れる)
短大や大学で開かれている生涯教育のカリキュラムの中には、ファイナンシャル・プランニングや投資についての講座がある。
手始めにやるには有効だが、今はもの凄いスピードで時代は変わっている。
そんな現代であなたが何を知っているかは、もはやあまり意味は持たなくなっている。
なぜならあなたが知っていることは、時代遅れになっている場合が多いからだ。
問題なのはいかに効率よく早く学ぶことができるかだ。
前にも書いたが、昔は寿司職人や大工職人などは下積み期間がとても長かった。
今は3ヶ月コースなどのスクールがあり、寿司でもラーメンでも卒業すれば、いきなり店舗経営が出来るくらいのことを学べるのだ。
先ほどの無料体験スクールなんかは、効率よく早く学ぶためにはうってつけだ。
5、自制の力(まず自分への支払いをする)
自分で自分をコントロールできない人は金持ちになるのは諦めた方がいい。
せっかく投資でお金を稼いでも、自制心がなければお金はすぐなくなる。
10のステップのうち一番難しいのが、この自己抑制能力だろう。
金持ちと中流以下の人とを別けるカギは、この自己抑制能力にあるといっても言いすぎではない。
簡単にいうと、自尊心に欠け、金銭面でのプレッシャーに負けてしまう人は決して金持ちにはなれない。
内面的な強さを持ってない人は、自己抑制能力を持った側の餌食になる。ではどうすれば、内面を強くし自己抑制能力を高められるのだろうか?
「3つの管理能力」
- キャッシュフロー
- 人の管理
- 自分の時間の管理
この3つは別に起業家だけではなく、ほとんど全ての人に当てはまるものだろう。
とくに1のキャッシュフローは重要で、図を見れば一目瞭然だ。
損益計算書と貸借対照表を見る力が付いてくると、お金の流れが理解できてくる。
図①
どんなに苦しくても金持ちはまずお金が入ってきたら、自分の支払いを先にする。
長い目で見た場合その方が稼げるからだ。
後から支払う人は、死ぬまで何も残らないことが多い。
この悪い習慣をなくすことが自制の力を強くする一つの方法でもある。
×6、忠告の力(※ブローカーへの報酬をケチらない)
冒頭でも書いたがこれは私の独断と偏見で省かせて頂く。ただし信頼できるとあなたが判断するなら全面的に協力してもらうといい。
その時は絶対に報酬はケチらないことが大事だとキヨサキ氏はいう。
ここをケチるとケチった分だけの仕事しかしてくれないし、反感も買う。信頼関係にも影響する。
7、タダで何かを手に入れる力(元では必ず取り戻す)
結果的には”タダ”という言い方でも良いのかも知れないが、若干誤解する人もいるかも知れない。
キヨサキ氏の場合、不動産や株などで最終的に投資した額以上に、それらの資産が稼いでくれて回収してくれるから、結果的にタダで儲けたという言い方をしてる。
なので厳密に言えばタダで手に入れているとは、言いがたい部分もあるだろう。
そこで私が分かりやすく他の例も上げてみたいと思う。
タダで稼ぐ方法は、実はネットビジネスの世界ではすでに当たり前の手法となっている。
例えばコンサル業を例にとって説明すると、とある会社のウェブサイトがアクセスが少ないという相談があったとする。
コンサルタントはこの世に掃いて捨てるほど存在するが、うちは無料で引き受けますといったらどうだろう?
その会社も、タダならコンサルやってもらおうかとなるだろう。
ただし、タダとは言え一つだけ条件を提示する。
ウェブサイトのSEOやコンサルなどはタダでやるが、もしアクセスが増えて収益が上がった場合に限り、売上の○○%頂きます。とするのだ。
こうすれば、売上が上がらなければただ働きにはなるが、うまくウェブサイトの集客に成功すれば両方が儲かることになり、会社側にとってはほとんどリスクはないのだ。
どちらもお金を使わずに収益を得るという意味ではタダで手に入れたということになる。
資産サイトなども無料ブログサービスを使えば、資金0円で構築することは出来る。
もしそのブログから収益が上がれば、タダでお金を手に入れたことになる。
※(実際は無料ブログはおすすめはしないが)
8、焦点を絞ること
本書で紹介してた実例が面白かったので、まず読んで欲しい。
「キヨサキ氏の友人の息子が16歳になったので車が欲しいと言い出した。 自分の大学進学用の貯金を頭金にして買うと言い出す。 父親はキヨサキ氏に相談した。 キヨサキ氏は車を欲しがってるこの機会を利用して、君の息子にお金のことを学ばせたらどうだろう?とアドバイスした。 父親と息子はキヨサキ氏が考案したキャッシュフローゲームをしながら長い間話し合ったそうだ。 その結果、条件付きで父親は3000ドルをやるかわりに、ウォール・ストリート・ジャーナルを購読することと、株式市場についての本を何冊か渡して読むようにと言った。 そして父親はこういった・・・ 「この3000ドルはお前のものだが、それをそのまま車を買うのに使ってはダメだ。自分で株式を勉強し実際に売買して3000ドルを6000ドルにしたら、そのうちの3000ドルは車を買うのに使い、残りは大学進学用に貯金しろ」と。 その後息子は、最初のうちは結構上手くいき儲かったが、何日かすると儲けは全部すってしまった。 その後その息子は真剣になった。 父親からもらった株の本は全部読んでしまい、ウォール・ストリート・ジャーナルは隅から隅まで読むようになった。 今では車のことより株の方に夢中になっているという。 |
焦点をただの浪費するだけの車から、資産になり得る株へズラシ一点集中で学べば必ず上達するものだ。
負債へ焦点をしぼると一生お金のために働くことになる、しかし資産へ焦点をしぼるとお金が働いてくれるようになる。
×9、神話の力(ヒーローを持つ)
割愛する。
10、与えることの力(一番重要)
キヨサキ氏はいう、この本のほとんど全てを忘れたとしても、この「与える」ということだけは絶対に覚えておいて欲しいと。
キヨサキ氏が金持ち父さんからから学んできたことの一つで、モットーにしていることは・・・
「出し惜しみをせず、とにかく与えること」だと。
「効果絶大」
自分に足りないものがあると思ったら、まずそれを人に与えよう。
すると2倍にも3倍にもなって返ってくると言うこと。
愛、友情、笑顔などだ。
金持ち父さん貧乏父さんは、お金が無くなると慈善団体や協会に真っ先に寄付をしたそうだ。
※(まぁ、お金をあげてしまうと帰ってこないことの方が多いかも知れないので、貸してくれと言う人ではなく資産へ投資しようという意味にとって欲しい。)
もし相手がいつも苦虫を噛みしめているような人なら、笑顔を与えよう。いつか相手も笑顔になる。
キヨサキ氏の周りの人間たちは真面目な人が多いようだw
個人的な話で申し訳ないが、私は以前20万円だったり10万円だったり、友人や兄弟にお金を貸した覚えがある。
未だに帰ってこない。
帰ってこなくても大丈夫な笑顔などはなんのリスクもないはず。
どんどんにこやかさを振りまこう、イメージアップにもなる。
「なぜあなたがこの世に生まれてきたのか?」
これは故小林正観さんが、いつも言っていたことだが、つまり人から”ありがとう”と言われるために人は生まれてきたのだと。
人の究極の欲求は、人から認められ感謝されることだ。
いっておくがお金だけでは人は幸せになれない。
大金持ちの中にも不幸せな人間はいくらでもいるし、宝くじで億万長者になってもかえって不幸を招いた人達は沢山いる。
まわりから感謝されると、人は表面的にも嬉しいが、実は魂レベルが最も喜ぶのだ。
こういった行動を続けていると、人生が上向き始める事に気が付く。
まとめ
- 精神の力(強い目的意識を持つ)
- 選択する力(毎日自分で道を選ぶ)
- 協力の力(友人を選ぶ)
- 速習の力(新しいやり方を次々と仕入れる)
- 自制の力(まず自分への支払いをする)
忠告の力(※ブローカーへの報酬をケチらない)- タダで何かを手に入れる力(元では必ず取り戻す)
- 焦点を絞ること
神話の力(ヒーローを持つ)- 与えることの力(一番重要)
と解説してきたが、どれもネットビジネスだろうがリアルビジネスだろうが、人生にとって大切なことばかりだ。
とくに最後の与えることの力は、感謝されることと言い換えれば、やりやすいだろう。
ぜひ忘れないで欲しい。