「金持ち父さん貧乏父さん」の要約も今回から第2章「実践の書」へ突入する。
金持ちになるには、やはり金持ちになった人から学ぶのが理にかなっている。
記事は本をまるごと1冊読まなくとも要点が分かるように要約しているので時短になるだろう。
ぜひ最後まで読んで欲しい。
Contents
金持ち父さん貧乏父さん 要約とまとめ。無料で"教え"ゲット7 実践編
多額のキャッシュフローを生み出すことが出来ない人の共通点に、以下のような障壁がある。
- 恐怖心
- 臆病風
- 怠け心
- 悪い習慣
- 傲慢さ
この障壁を乗り越えなければ、今と現状は変わらないばかりか逆に損をする可能性が大きい。
では一つずつ詳しく見ていこう。
恐怖心
恐怖心は誰にでもある、とくにお金を失う恐怖心は大きい。
しかしあまりにも根拠もないのに、恐れてばかりいるのは問題だと金持ち父さんはいう。
大事なのは、失敗に対する対処の仕方だと。
「克服法」
もし危険を冒したり、心配したりするのが嫌だというなら、若いときに始めること。
人が経済的に失敗する最大の理由は、慎重にやりすぎるから。
「人は損をするのが恐くて、そのために損をする」
というのが金持ち父さんの口癖だった。
本書では「アメリカ国民の90%が金銭的な問題を抱えている理由は、勝とうとせずに、損をしないことしか考えていないからだ」
となっているが、日本はどうだろうか?
自分を含めて周りを見てどう感じるだろう?
経済大国日本、裕福な日本人というのは本当なのだろうか?
臆病風
ネガティブ思考は誰にもあるし、人間の本能としてなくてはならない防御本能の一つかも知れない。
だが、さっきも言ったが、あまりにも慎重になりすぎるのも良くない。
慎重になりすぎて、悪い方にばかり考えていると臆病になってしまい、目の前にあるチャンスを逃す可能性がふえるのだ。
「周囲のネガティブ発言」
自分はなんとか人とは違う行動を取り、一歩先に進めようとすると、必ずそれに対する悲観的な意見を言う者が出てくる。
- なんでそんな事が出来ると思うんだい?
- そんなにうまい話だったら、みんなもそうしてるはずだろ?
- そんなの上手くいきっこない
などと身近な人から疑いの言葉をひっきりなしに聞かされていると、だんだん臆病になっていく。
「やはりこの○○は上手くいかないかも・・・」とか「もし・・・みんなの言うとおりだったら・・・」、「失敗したらどうしよう・・・」
と言った不安な感情がでてきて、結局一歩も前に進めない人は沢山いる。
たとえ失敗したとしても諦めずにやり続ければ、それは成功への過程に過ぎない。
失敗を経験していない成功者を見たことも聞いたこともない。
人の意見にしたがい何もなさないまま生きるのか、決断するのは自分だ。
恐怖に対処する投資家達は勇気だけではなく、それ相応の知識と洞察力も持っているので、周囲が悲観的であればあるほどチャンスだと思い難なく行動し利益を得ていくのだ。
■「根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析する。」
ここであのフライドチキンで有名なカーネル・サンダースの話をしよう。
カーネル・サンダースは66歳の時事業に失敗し、生活保護を受けていた。
その貧乏生活から抜け出すために独自で考案したフライドチキンのレシピを誰かに買ってもらおうと、全国を回った。
そして1009回断われ、やっと1010回目に買ってくれる人を見つけた。
その結果カーネル・サンダースは普通の人達が隠退生活を送る頃になって大富豪への道を歩み出した。
勇気と根気がいかに大事かという事例だ。
怠け心
おそらく日々の仕事や家事や、育児や子供の世話や中には親の介護をしている人もいるだろう。
そういう人達は確かに”忙しい”と口癖になっているかも知れない。
ところが、その忙しい人間が一番怠けているということがよくあるのだ。
「実は忙しい人が一番の怠け者」
たとえば・・・
妻と子供に楽な生活をさせてやろうと、せっせと旦那は朝早くから夜遅くまで仕事を頑張る。
週末には家にまで仕事を持ち帰る。
そして、ある日、いつものように会社から帰ると家には誰もいない・・・
妻は子供と家を出て行ってしまったのだ。
妻との間は必ずしも上手く入っていないことは男にも分かっていた。
だが、二人の関係を修復する努力よりも、仕事を忙しくしてる方を男は選んだのだ。
家族を失い、落胆した男の業績は下がり結局仕事も失うはめになった。
「心の奥底ではみんな分かっている」
仕事がいつまでも忙しい状態にするのは、自分が正面から立ち向かわなくてはならない問題から逃げたいからだ。
自分は家族のために一生懸命働いているんだと正当化しながら、自体は少しずつ悪化していく。
心の奥底の方では、本当は気がついているが。
端から見ても真面目で働き者で立派な人に見えるいいひとだ。
これは一般的に一番よく見かけられる「怠慢」の形だ。
本人も認めたがらない場合が多く、指摘すれば顔を真っ赤にして怒り出す。
忙しい状態を続けることで怠け続けるという形はよく見かける。
悪い習慣
悪い習慣とは、一般的な支払い方法の順番のことを金持ち父さんは指摘する。
「一般的な人の支払い順序」
- 国への支払い
- 他の人への支払い
- 自分への支払い
「金持ちの支払い順序は」
- 自分への支払い
- 国への支払い
- 他人への支払い
金持ちは、何を置いてもまず自分の支払いを先にする。
国より自分の財産を増やしてくれる資産に投資するのだ。
お金が無く苦しかろうが、楽だろうが金持ちはこれを習慣として身につけている。
もし、お金が足りない場合、税務署や金を貸してくれている他人はうるさく容赦なく払えと言ってくるだろう。
それを避けるためにはどうしたらいいのか?どうしたらお金を増やせるだろうか?といつもプレッシャーが金持ちにはかかる。
これが実は自分を動かす原動力となる。
金持ちの考えは支払う順番でさえ、普通の人達とはひと味違う。
傲慢さ
「無知を隠すために傲慢になる」
- 知識が金を稼がせてくれる。
- 無知は金を失わせる
金持ち父さんいう、傲慢さが頭をもたげてくると、いつも私は損をしたと。
この理由は、傲慢な気持ちでいるときは、自分が知らないでいることは、大して重要なことではないと本気で信じているから。
自分がもし知識の部分で知らないことがあれば、その分野の専門化に素直に教えてもらうことだ。
またはスクールや本などで知識を吸収しよう。一番いけないのが、知ったかぶりになることだ。
自分に素直になり、知らないことは知らないと受け入れ認めることだ。
他人に自分は何でも知ってるふりをしても、1円の得にもならない。
まとめ
- 恐怖心
- 臆病風
- 怠け心
- 悪い習慣
- 傲慢さ
すべて心の問題だ、ビジネスをする上で「マインド」は技術や知識以上に重要な部分だ。
実践する前にマインドを金持ちマインドに切り替えることから始めよう。
でなければ、いくら技術的なことやノウハウを学んだところで成果は期待出来ないのだから。
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